![]() | きみにしか聞こえない 成海璃子.小出恵介 (2007/12/07) メディアファクトリー この商品の詳細を見る |
レンタルが安い日だったので、やっと観ました。
冗長さが目立って、ダルかったかも知れませんが、
本来短編のところを映画にしたから仕方ないかも
知れません。
『世にも奇妙な物語』あたりで、長さとしては
もしかしたら、よかったかも?
原作の良さが少なかった、これもまあ、映像化に
あたっては、難しいのかも知れません。
でも、原作を一切無視して、原案として映像化
するならともかく、原作のポイントが削げるのは
ちょっと寂しい。
人付き合いが苦手故に携帯電話を持たない二人が、
全く同じ偶然で「脳内で強く思い描いた空想の
携帯電話」で、いわばテレパシーが繋がるという
設定なのに、最初にオモチャの電話だの、壊れた
携帯だのが介入してしまったのに困惑。
また、ヒロインのリョウは、人付き合いが苦手と
いう設定が使われているものの、シンヤが携帯を
持たないのは、耳と言葉にハンデがあるからで、
持たないのではなく、持てない、人と交流する
気持ちの温かさはあっても、その手段に欠けると
いう設定変更に、また困惑。しかもシンヤ、
高校生ではなく、成人して仕事してます。
こういう変更は『暗いところで待ち合わせ』でも
ありましたなあ。
性格の癖から人間関係を損ねたというより、
中国育ちのために上手く日本に馴染めないことに
すりかえられたんだった・・・。
上手く人と付き合えない高校生同士の、
上手く行かなかった終焉が哀しかった原作は、
わたしが乙一作品を読んだ第一作目でした。
![]() | 失はれる物語 (角川文庫) 乙一 (2006/06) 角川書店 この商品の詳細を見る |
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