『終りに見た街』 (公式ページ)というドラマ、
ご覧になった方、いらっしゃいますか?
今回は、二度目のドラマ化でした。
一度目はわたしが小学生の頃で、細川俊之主演です。
一夜明けると家の周囲が昭和19年だったという、
山田太一氏のタイムスリップ小説です。
友人と息子も同じ時代に飛ばされていて合流し、
機転を利かせて将校を誤魔化したものの家を失い、
戦禍の中で終戦を待って生活。
友人の敏夫が戦時下を生き抜くのにバイタリティを
持つ性格で、同居することで一家は助けられます。
馬鹿げた戦争、と高を括っている大人の側、子供達が
純粋さから、戦時下の感覚に染まっていくのに、親は
気付かなかった皮肉さも、この物語の軸です。
最初のドラマ化の頃に読んで、長男が読みたがっていた
ものの、手に入らなかったんですが、数日前に店頭で
見つけ、買って最初の数ページを読んだところ、
長男、施設に先に持って帰りました(笑)
早く読んで持ってきてね〜〜。
当時読んだ原作と沿っていて違和感がなかったのが、
やはり最初のドラマ化作品です。
細川演じる父親と友人が戦争中に子供時代を過ごし、
子供の目としてではあっても戦争を見て、体験して
いるために、将校への礼儀、どう誤魔化せばいいか、
それを身をもって知っている、だから珍妙ではない。
二年前のドラマ化では、父親からして戦後生まれなので、
説得力がないかな・・というのが難点。
でも、原作は面白いからお勧めですよ。




